海抜ゼロメートル地点にある、長崎県諫早市森山町にある、旧諫早湾干拓地にあります。
長崎県認定特別栽培米、特別栽培ミニトマト「宮トマト」を生産しております。
米栽培70年以上、トマト栽培40年以上、培った独自の栽培技術で、安心・安全・美味しいをお届け致します。

長崎県諫早市森山町の旧諫早湾干拓地の海抜ゼロメートル地点「純度100％」の非常に珍しい土地で栽培しています。

宮下農園は、江戸時代後期～昭和頃に干拓された地区にあります。
ここは、太古の昔より、阿蘇九重山系の噴火による火山灰質の土が、筑後川を流れ、有明海の潮流に乗り、「潟」となって供給される諫早湾奥部に位置しています。
江戸時代、海抜ゼロメートルにあった農地は、何度も水害・高潮に見舞われました。
先人たちは、オランダ人直接指導の下、石や丸太を山から運び、堆積した潟をせき止め平野を守ってきました。
せき止めた際に出来た潟地は、塩田～数年を経て干潟になります。
この干潟に砂や土を混ぜ、一般的な干拓地が形成されます。ところが、干拓当初の時代背景と度重なる水害・塩害被害で、農家は生活が苦しく、土や砂を購入できませんでした。こうして、潟だけの干拓地となりました。土や砂の混じっていない「純度100％潟」土壌の誕生です。
海のミネラルをたっぷり吸収した、柔らかくキメの細かい土壌は、深度1メートル以上、現在まで大切に受け継がれています。

細かな環境制御を行うことで、農薬を最低限に抑え、有機JAS認定肥料等を積極的に取り入れる等、土壌を大切にした持続可能な農業に取り組んでいます。

宮下農園では、定期的な成分分析調査に取り組んでおります。宮トマトは、一般的なミニトマトに比べて、リコピンやグルタミン酸など豊富にふくまれています。（季節によって変動があります　（株）生科研分析センター結果より）

【長崎県のミニトマト】
慣行基準節減対象農薬
使用回数５６回（成分回数）
【宮下農園のミニトマト】
特別栽培節減対象農薬
使用回数９回（成分回数）