山形県は四季の変化が鮮やかで、山間部の冬の豪雪はそのまま山に貯えられ、やがて豊かな湧き水となって水田を潤します。肥沃な土壌に加え、年間・昼夜の温度差が大きく、米づくりに最適な条件を備えた産地として広く知られています。

籾の状態から白米にするまでには、多くの工程が必要です。籾の乾燥、調整、籾すりを担う「カントリーエレベーター」。
籾すりを終えた玄米を貯蔵する「低温貯蔵庫」。
貯蔵した玄米を精米し異物を除去、放送して商品に仕上げる「精米施設」。
三施設一体の整備により、新鮮でおいしい高品質なお米を全国にお届けしています。

玄米（または籾）から製品として出荷するまで、各段階で多岐にわたる品質管理を行っています。その代表的なものとしては、玄米段階における「玄米品質測定」と白米精選段階における「精米品質測定」と「精米食味測定」、そして製品段階における「サンプル保管」と「トレース管理」が上げられます。
製品化したものの中から抜き打ちでサンプルを抽出し、実際に炊飯して社員全員で確かめる官能検査を毎日行っています。各種の測定機器だけでなく、社員の舌も活用して品質管理に努めています。
また、2011年の福島原発事故を機に、お米の放射能検査は必須のものとなりました。国の安全基準は100ベクレル以下となっていますが、さらに厳しい基準で検査を行っています。
このほかにもお米の受入検査、コンタミ防止、トレーサビリティー、衛生管理などにも力を入れております。

低温貯蔵庫では、夏場は温度15度以下、湿度65％に保たれ、お米の食味低下や虫の発生を防いでいます。入り口の防鼠・防虫対策も万全です！

丹精込めて作られた山形のお米を美味しさそのままにご賞味ください