「葉とらずりんご」は果実に袋をかぶせない『無袋栽培りんご』の栽培方法と、葉を摘み取らないまま収穫されたりんごを指します。
一般的なりんごは『有袋栽培りんご』という、栽培時に袋を果実にかぶせ、皮がうすく育つりんごです。
『無袋栽培りんご』は果実に太陽の光を直接浴びることができ、糖度が高く、香り・甘みに優れて育つことができます。
りんごの葉はおいしさを作るための工場のようなもので、重要な役割をしています。
葉が陽の光をしっかりと浴び、空気中の炭酸ガスで呼吸をし、葉で作られたでんぷんがソルビトールという糖の一種に変わり、果実に運ばれ蓄積されて甘くなります。この美味しい甘みが出来上がるまでの、重要なプロセスが甘さの秘訣になっています。
つまり、葉は、甘くておいしいりんご作りに欠かせない存在。葉を摘み取りすぎると、りんごへの栄養分を低下させてしまい、糖度が上がらなくなってしまいます。
※葉を摘み取る栽培方法と比べ、葉とらず栽培のりんごが糖度が高いのは検証済みです。
葉がたくさんついている分、色づきがよくないので、少しでも多く、果実が太陽の光が当たるように様々な工夫をしています。
例えば、奥の枝から下の枝まで隅々と、太陽の光が届くように、何本もの支柱を入れて枝を持ち上げています。
土をフカフカにし、りんごの木の根が水や空気をしっかり供給できるよう、堆肥(たいひ)を多めに使った土づくりを徹底しています。また、除草剤は一切不要。草生刈栽培をしています。
安全性を心がけ、愛情と手間をかけた栽培環境のおかげで、土から根へとミネラル・カルシウムなどの栄養分が運ばれます。
葉は、太陽の光を浴びることにより、カリウム・ビタミンCなど栄養たっぷりの甘くておいしいりんごに育ちます。
葉からおいしさを逃さないため、栽培時に葉の部分が、陰となり、表面が赤くなりません。
しかし、「葉とらずりんご」のこだわりある栽培方法は、甘さとフレッシュさが魅力の、おいしいりんごに育ちます。
ナイフを入れたとき、スイカを割ったような『パリッ』と、いい音をたて、果肉からは、ジュワッと果汁があふれます。
【予約】旬の葉とらずりんご詰め合わせ
『葉を取らないから、こんなに甘く育ちました。』
品種はお任せとなります。注文いただいた時に、せいの農園で一番おいしい品種をお届けいたします。
4,500円(税込、送料込)
※毎月1日から24日の受付となっております。毎月25日~31日購入分は翌月の出荷品種になります。
※りんごの在庫次第で早めに販売をストップする場合がございます、ご了承くださいませ。
2月 王林、シナノゴールド、サンフジ
3月 シナノゴールド、サンフジ